麻痺がある生活
35歳の時に脳出血を発症し、体の左側に麻痺が出ました。左手は握力ゼロ状態で、左足も若干力が入りにくい感覚、そして左の頬や舌、左喉などにも軽い麻痺の症状が出ました。リハビリの結果、かなり麻痺状態が改善し、普通に生活するには全く支障のない程度までになりました。ただそれでも、麻痺が出る前の完全な状態には戻ることはできませんでした。そのため在宅で仕事をする必要があり、デジタルマーケティングコンサルティングに就職し、左足は踏ん張りがどうしても右よりも弱いですし、左頬も食事中につい噛んでしまうことがあります。それでも、一番麻痺症状が出た左手は、全く指が動かせなかった状態から、パソコンのキーボードを打てるぐらいまでになったので、かなりの回復だと言えます。ただ左手の握力は完全には戻りませんでした。以前の半分ぐらいの握力になってしまいました。そのため、軽いお菓子の袋を左手に持って、ふと気を別のところに持っていくと、つい力が抜けてしまい、ストンと下に落としてしまうことがよくあります。お皿もかなり集中しないと持ち続けていられないので、割れる可能性のあるものは、左手では持たないようにしています。ですが、あまりに左手を使わないのも麻痺がまた戻ってしまうので、なるべくできることは積極的に左で作業するようにしています。3年ほど前、築17年の3階建ての1件家を外壁塗装しました。見た目にも所々にヒビがあり、何度も塗装会社の方々の訪問を受けました。100万近くのお金が飛ぶことになるので、業者選びは入念にしたつもりです。ネットの口コミを参考に近くの塗装会社を調べ、3件の見積もりを出してもらいました。実際に家をチェックしてもらう中、どの業者さんも対応は丁寧で問題はありませんでした。3社とも見積もり金額に大差がなかったので、重視したことは、家から近い業者さんにすることでした。何か問題があった時に双方の行き来が便利です。ですので、クルマで10分のホームセンターのリフォーム部門を選びました。結論から言いますと、ここの業者さんにお願いをしてとても良かったと満足しています。元々我が家の壁の色は茶色で少し暗い雰囲気でしたが、明るいグレーとクリーム色の素敵な塗装で仕上げて頂きました。私の要望に応えて頂き、大変うれしく思っています。また、お隣さんと同時に塗装を進行出来たので、金額を少し安くすることが出来ました。もう一つ良かったことは、お隣さんとすっかり同じ色にならないように業者さんが色のアドバイスをしてくれたことです。同じにすれば安くはなりますが、違うほうが見た目にも良いですよ~とさりげなくお隣さんに伝えて頂いたことに感謝しています。お隣さんは、特に壁の色にこだわりはないそうで、安聞く聞くと同じにしてしまいそうだったので、そこをうまく伝えて頂き感謝しています。お隣さんの壁は落ち着いていてこちらが少しうらやましくなる程のスタイリッシュな色になりました。余計なことかもしれませんが、もしお隣さんが奇抜な色を選択していたら、やだなと思ってしまうのです。