夫の転勤で身寄りも友人もいない田舎街に引っ越しました。その工務店を探すと青梅ではここがどんなに子どもがまだ小さいのもあってかかりつけの街のクリニックを探しました。探すと言っても一、二件しかなくて自宅から近くて通いやす方を選びました。そのクリニックの院長先生はとにかく温厚な感じで子どもを連れて病院に行っても「心配しなくていいよ」「いつでも連れて来なさい」と言って下さり見知らぬ土地に引っ越してきた者にはとても心強かったです。ただ驚いたのがほとんど薬を処方して下さらないのです。前にかかっていたクリニックでは少しの風邪気味でもアレルギーや抗生剤などたくさん薬が処方されていたのでその差に戸惑ってしまいました。院長先生に尋ねたところ「子どもの本来持っている免疫力で大概は克服できるので薬は必要以上に飲まない方がいい」と言われました。その概念に少し不安要素も残りましたがとにかく親身になって下さるクリニックなのでこのまま通っていました。ある日、胃カメラ検査で痛みが少ないクリニックはもっとも息子が40℃以上の高熱が出て痙攣が起きました。急いでクリニックに行ったところ院長先生は息子を診るなり「今すぐ〇〇大学病院に行きなさい。紹介状を書くから!」と言われました。その日は日曜日で夕方でしたがすぐに応対して下さり紹介状を書いて下さいました。それを持って息子を連れて大学病院に着いたら大勢のドクターたちが救急外来の入り口で待機して下さっていました。「〇〇クリニックの〇〇院長先生はこちら大学病院の特別顧問をされていますのでお話しは先生から聞いております。すぐに治療を始めます」とおっしゃて息子を処置室に運んで下さいました。大学病院の緊急外来は診察を待っている患者さんたちで大混雑していましたが息子はその中をすり抜けてすぐに診察して頂くことができました。田舎の小さなクリニックの院長先生ですが実は肩書きがすごい事に驚きました。この大阪でAGAが話題の薄毛治療はそのどこにも本人は一切そんな素振りも見せないのでそこがまたさらに信頼が深まりました。何も分からず見つけたクリニックですがこちらに出会えて本当に良かったと思っています。