コロナ禍のホテル療養生活でのコンサルティング
夫の父親は脳梗塞で重い障害が残りました。身体障碍はひどく、徐々に寝たきりの状態になり、重たい床ずれもできました。また、言語障害や嚥下障害も生じ、胃ろうを造設しました。そのような状態から少しずつ認知の問題も生じるようになり、夫の母親すら認識できなくなっていきました。急性期の病院から慢性期の病院へと転院しましたが、幸いにして、病院から退院を求められることなく、看護師さんがすべてのお世話をしてくださり、夫の母親が自宅で介護をするということは義父が他界するまでありませんでした。しかしながら、夫の母親の生活は一変してしまいました。夫の母親は父親の世話をすることがある意味生きがい的なものになっていましたけど、それがなくなってしまったわけです。毎日、病院に着替えをもって通い、顔を見て、そして、着替えをもって帰る、そういう生活になったわけです。二人分の食事だから、作っていた食事も、一人になってしまったことにより、ほとんどお惣菜で済ませるようになり、なんとなく、気が抜けてしまった生活になってしまい、夫がときどき実家に帰りながら、母親の様子をみるという、そんな状態です。自宅のいくつかの部分を順番にリフォームしていた時に、その一環で外壁塗装を行いました。建物の壁全体と屋根、物干しの塗装をお願いしましたが、事前に本になっている色のサンプルを見せてもらい、そこから各部分の色を指定していましたが、いざ塗り始めてすぐに壁の色が思ったより赤いことに気付きました。サンプルではもう少し黄色っぽい色になると思っていたので塗装業者にそれを話しましたが、間違いなく指定された通りの色だということでした。本のサンプルは各色が5センチ四方くらいで表されているもので、もう一度をそれを見せてもらうと確かに似ている色には違いありませんが、実際に壁に塗った時にはサンプル通りとはいかないことが分かりました。また、物干しの塗装において、周辺の雨どいと色が合わなくなる部分が少しあると言われ、それに合わせて見積もりには無かった部分も雨どいと同じ色に塗っておくかと聞かれたので、大した面積でもないのでそう手間でもないと思い、軽い気持ちでそうして欲しいと答えて塗ってもらったところ、その部分の料金が最終的な請求に加算されていました。追加料金になるのか聞かなかったこちらも悪いとは思うものの、それをこちらに伝えずに最後にしっかり加えてくるとはいかがなものかと思ったものです。最初のサンプルと微妙に色が異なるという点は、5センチ程度の見本とそれが大きくなったものでは感覚的に違いが出てもおかしくないので仕方ないとしても、後者の追加料金の件には注意した方がいいと思いました。見積もり以外の部分が出てきた時には、その場でそれは追加料金なのか、いくらなのかということを確認するべきだと身をもって分かった次第です。